Krip design

団地の
リノベーション

Next Project

既存の建物は。1960年代以降(高度成長期時代)に「団地」として郊外の開発地に大量供給された住まいの一つです。画一化された住まいは階段室型の連棟で、各住戸の間取りは2DK(50m2程度)で襖により田の字に仕切られていました。
建設当時の暮らしと、住まいの在り方が大きく変化してきました。それに伴い賃貸住宅もニーズに合わせて多様化されてきました。このプロジェクトは「団地」を革新して、賃貸住宅として快適な住まいにする改修計画です。

外観は北面のバルコニーをガラススクリーンが覆い、生活の中で生み出された光がそのスクリーンを媒介として周りに拡散します。また、昼間は空や周りの風景を映しこむスクリーンになっています。
内部は間仕切りを撤去してワンルームにしています。ワンルームを可動間仕切りで仕切ることによって多様な入居者に対応しています。白とコンクリート打ち放しを基調とした空間は無地のキャンバスのようにニュートラルな住まいになっています。

summary
団地 , リノベーション , 兵庫県 / 姫路市

掲載誌・受賞歴
日経アーキテクチュア 766号 2004/3 , 月刊リフォーム 2004/8月号 , 日経アーキテクチュア 779号 2004/9 , Residential Lightng Award 受賞2004 , '04リフォーム・リニューアル&コンバージョン賞 受賞